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TOKY Staff Blog
ショップからのお知らせや日々の新たな発見などの情報を発信します

Numeroさまに掲載していただきました

2016.10.28

 

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本日10/28発売の雑誌Numeroさまの“フラワーショップ・ニューウェーブス”という企画にてTOKYを掲載いただきました。(当店はお花屋さんではありませんが…汗)

 

雑誌Numeroは1999年にフランスで創刊され現在は世界各国で展開されるクリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌です。

 

単なるファッションという枠を超えた新しい生き方や考え方、人生の価値を提案する貴重な書籍。

 

TOKYにお話しいただいた際も“ブームから文化創造を目指す”というTOKYの考え方にとても共感いただきました。

 

鉢植え系の店舗紹介としましては叢さまと西畑清順さんがプロデュースを行う花園樹斎さまとTOKYの3店となっています。

 

著名なショップさまと肩を並べさせていただき光栄の極みです。

 

是非本屋さんでチェックしてみてください!

Interview04 / コタブロさん

2016.10.27

植物界のキーパーソンにスポットを当ててインタビューする企画、第4回目。

今回は植物関連のBlogとしては日本でも有数のアクセス数を誇るであろう「コタブロ日記」の管理者のコタブロさんです。

 

 

コタブロさん
多肉植物だけでは無く、ソテツやヤシなど多くの魅力的な植物に対して独自のアプローチをするコタブロさん。
そのBlogを見てもらえればとてつもないコレクターであり探求者であることは一目瞭然。
いち趣味家でありながら長く植物に携わることで培った技術をBlogでも紹介しているので是非多くの人に見て欲しい。
コタブロ日記

 

 

048シャイなコタブロさんは顔出しNGですがその代わりに素敵なお庭を…貴重なキフォステンマ・セイチアナがこんなに…羨ましいです。。

 

 

 

ーコタブロさんは何者ですか?(率直)

 

職業は内緒ですが、みなさんと同じように普通に働いているただの植物や動物が好きな中年オヤジです。

 

植物歴は30年くらいなので年齢は想像にお任せします 笑。

 

 

 

ー植物を始めたきっかけは?

 

子供の頃熱帯魚好きな友人がいて、その人が植物もやり始めて…僕もそれを見ていてやってみたくなりました。
近くに有名なサカタのタネさんがあったので自転車で良く行きました。

 

最近お邪魔していないので様子が分かりませんが、その当時は珍しい植物もたくさんあって自転車で行って見て帰ってくる…みたいなことを繰り返すようになってました。

 

確か最初に買った多肉植物はそのサカタさんで購入したユーフォルビア・オベサだったと記憶しています。

 

 

 

dsc01406コレクションの本当にごく僅かなお見せ出来るもの…目を懲らすととんでもないものが幾つも混じっていますね。

 

 

 

ーとても貴重な植物をたくさんお持ちですが何か秘訣があるのでしょうか?

 

欲しいものができるとすぐに行動を起こします!!

 

昔はPCなど持っていなかったので、園芸店まわりや趣味家訪問など、とにかく足を運んで情報を入手していました。
あとは熱意と執念ですかね。

 

これが欲しいと念じていると、不思議とそこに行きつくための最短距離の情報が飛び込んでくるものです。

 

そのようにしていろいろな植物を入手してきました。

 

 

 

061-3その昔に手に入れたというアデニア・エピゲア。今市場に出回っているものが本物かどうかは不明ですが、このエピゲアはTRUEエピゲア、本エピゲアなどと呼ばれておりこのエピゲアこそが本物だ、という方も多くいます。希少性は勿論ですが、グリーンの樹皮の上に半透明の砂糖菓子がコーティングされているようでとても神秘的です。マダガスカルの北部、赤道の近くに自生するそうで寒さにとても弱いそうです。

 

 

 

ー昔の多肉にまつわる面白い話を教えてもらえませんか?

 

今から15年ほど前にカクタス界の大御所の方々が集まってビッグバザールの前身にあたるような会が行われていました。

 

それぞれの大御所の方のところに集まっての品評会など、当然ビッグバザールほど人は集まっていませんでしたが異様なほどの熱気は今の多肉ブームよりもあったように思います。

 

そしてとても厳しい方が今よりもずっと多かったと思います。

 

例えば生産者や趣味家さんのところにお邪魔して勝手に鉢を持ち上げようものならその場で怒鳴られて追い返されるなんてことも。

 

その鉢の中で根がどうなっているか、底穴から出てその下のどこかに根を張っているものをちぎったりしたらどうするんだ?という事を言われ怒られた方もいたそうです。

 

昔の方は自分が作った植物に対して他人がどう接するかに対して今よりもずっと厳しいところがあったように思います。

 

最近植物をはじめた人達もそういう所を意識すると良いかもしれませんね。

 

 

 

ー他にも何か面白い情報があれば是非!!

 

それでは皆さんの好きなマダガスカルのパキポディウム・グラキリスやオペルクリカリア・パキプスのお話しを少々…

 

20年くらい前はとにかく今よりもずっと高額で希少でした。すごく小さな形も良くないグラキリスがとんでもない価格だったり。

 

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当時パキプスは日本にほとんどなくて…これはKカクタスさんが3本だけ所有していたものの一つでした。

 

どうしても欲しくて…何度も何度も通い詰めてずっとお願いし続けてようやく売ってもらいました。価格も今よりもずっと高価でした。

 

現在は国内のいくつかの業者さまのお陰で安定して流通していますね。良いか悪いかは別として。

 

 

 

dsc01407作り込まれた植物たち、特にウィンゾリーはお饅頭のようでとても可愛いですね。

 

 

 

ー何故そのように形の良い植物を作ることができるのでしょうか?

 

特別なことは何もしていません。

 

夏型は夏は梅雨の時期も全て雨ざらしですし…ただ私が住んでいる地域はとても風通しが良い地域で、喘息の人なども空気が良いということで引っ越して来られることも多いそうです。

 

そう考えると植物を形良く作るには風というファクターがとても重要に思います。

 

 

1946コタブロさんの撮影されたタイの風景、シルバーのヤシがこれでもかとばかりに生えています。

 

 

 

ーコタブロさんと言えばタイというイメージがありますが、何故そんなに何度も行かれるんですか?

 

最初は植物を買いに行くために行っていたのですが、何度も行くにしたがって考え方が変わるようになって…

 

タイは植物の王国なのでそこには日本では見ることができないスケールの大きく美しい植物がそれこそそこら中に沢山あります。

 

今は買いに行くと言うよりも見に行っている…という方がしっくりきます。
私は植物以外にも、熱帯魚・昆虫や芸術・雑貨、寺院や歴史(写真撮影)、食べ物(特にスイーツ)、アクティビティなどなど・・・。
色々なものに興味があるんです。

 

タイという国はそれらのすべてがバランスよく存在する、とても魅力あふれる国と言えるでしょう。

 

それに何と言っても、バンコクは多国籍の人が雑多に集まる賑やかでエキゾチックな雰囲気が魅力的です。

 

反面、タイの商店街は私が子供のころに見た【活気に満ちあふれた昭和の日本】に似た雰囲気も感じられ、どこかノスタルジックな世界観が感じられるのも魅力の一つです。

 

あと何年かしたら以前の中国のように近代化が進んで、この雑多な雰囲気が消えて小奇麗な街になってしまいそうな気がして、今のうちに出来るだけ多くタイに行って、この雰囲気を心に刻み込んでおきたいと考えているんです。

 

 

 

img_2949芸術品のようなフォークイエリア・ファシクラータ、基本雨ざらしだそうです。

 

 

 

ー今お気に入りの植物を教えてもらえますか?

 

変な話なんですけど、今はとにかく栽培しやすくて丈夫な植物が好きです。

 

そうやって考えると見た目が好きで丈夫な植物…フォークイエリア・ファシクラータかもしれませんね。

 

今は増やしていないので昔買ったものがほぼ全てですが、長野のHカクタスさんで購入したこのファシクラータは宝物です。

 

スクーターで行って持ち帰った苦労もあって思い出も強いです(コタブロさんは神奈川県民です 笑)

 

あとはブラヘア・アルマータなどのシルバーヤシ、耐寒性もあって丈夫で美しい。言うこと無しです。

 

 

 

023信じられない程白く輝くブラヘア・アルマータ、羨ましすぎるお庭です。

 

 

 

ー何か生育する際のアドバイスなどありますか?

 

とにかく風ですね。風通しのいいところで生育する。

 

ほとんどの植物は風を感じることで締まって美しく育ちます。ハオルチアの栽培に関してもよく触ってあげたりする人がいますが、触れる事による刺激が植物を形良く作るんでしょうね。

 

あとはとりあえず頭でっかちにならないことが大切です。

 

学者肌の方やベテラン栽培家の方には怒られてしまいそうですが、植物栽培に関して現地の気候や土壌うんぬんを気にするよりも、日本の風土や植物に合わせて柔軟に培養土や栽培環境を作ってあげることが肝心だと考えます。

 

 

 

 

雑記

 

コタブロさんは私たちTOKYが右も左も分からない時からずっと助けてくれている恩人でもありお友だちです。

 

タイにご一緒させてもらったこともありますが、とにかくパワフルで行動的!言葉も通じないのに物怖じしない強いハートの持ち主です。

 

そしてとても紳士的で温和な性格…のようにも見えますがお若い頃のお話しを聞くとなかなかスパイシーな人生を送られてきたんだなと思います 笑。

 

とにかく私たちが今まで見た人物の中でも究極の凝り性のように思います。

 

グラキリス型のライトも全て手作り、しかも売り物ではない自分のために作ったスペシャルな一品!普通の人には絶対に無理だと思います。

 

dsc01402ライトも横にある亀の置物も手作りだそうです!

 

 

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大阪の植物イベントWILDWOOD vol.2に参加します!

2016.10.05

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10月8日(土)・9日(日)は大阪で行われるイベント「WILDWOOD」に参加いたします。

お近くの方は是非遊びにいらしてください。

10月8日(土)AM11:00〜PM19:00
10月9日(日)AM11:00〜PM3:00
会場
芝川ビル 4F ガーデンテラス
〒541-0044
大阪市中央区伏見町3-3-3
アクセス
地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅13号出口より徒歩すぐ

 

 

■出店業者
木浴
kei’sbromeliads
Targetplants
ju-ki
食虫植物探索会
植物屋Dohraku
小林椅子
SmokeyWood
TOKY

 

WILDWOODは様々なカルチャーとリンクし、ただ植物を販売するにとどまらない活動をするイベントです。

私たちもシンパシーを受け参加いたします。

 

大阪のみなさま、よろしくお願いします!!

Interview03 / ajianjijii (アジアンジジイ)

2016.10.11

植物界のキーパーソンにスポットを当ててインタビューする企画、第3回目。

今回はハイクオリティなビカクシダのマダガスカリエンセを生産されているajianjijii(アジアンジジイ 以下ジジイさん)です。

 

 

ajianjijii 
2016年春に行われた植物イベントWILDWOODにて多くの素晴らしいマダガスカリエンセの魅力を関西に伝えた。
趣味が高じて関東でマダガスカリエンセを増やし続けるその道の第一人者。
庭に作られたビカクシダ専用の温室など、とても生育に力を入れている方です。
現在はWILDWOODなどのイベントやオークションなどで不定期に販売をされています。

 

 

dsc01366自作温室の中で笑顔でマダガスカリエンセの魅力を語るジジイさん!

 

 

 

ーマダガスカリエンセとの出会ったきっかけは?

 

もともとはシダが好きだったんです。それを集めていてシダのことをネットで検索していて偶然コウモリランという植物を見たのが始まりです(この時はまだビカクシダという名前を知らなかったそう)。

 

 

そのとき実際に手にいれたものは名前がコウモリランとなっていて正式名称も分からないものでした。ちゃんと名のあるビカクシダが欲しいなとすぐに思いました。

 

 

そこでネットショップで検索しマダガスカリエンセやリドレイなどの子株を買ったのが始まりです。それから更にもう一つ買い足してそれらの子株がが増えて今に至ります(笑)。

 

 

 

ーマダガスカリエンセの魅力は?

 

圧倒的な葉脈ですよね。他のビカクシダには無い迫力と気持ち悪さ。

脳みその標本みたいにも見えるけれどそんなグロテスクなところも良い。

樹齢がいくと葉脈のボコボコがドンドン激しくなって更に気持ち悪くなるのですが、それがまた良いというか…笑

 

 

 

dsc01385たった2つのマダガスカリエンセから始まり今やナーセリー状態。圧巻です!

 

 

 

ー一般的には「難しい」と言われているマダガスカリエンセですが、生育の秘訣などありますか?

 

正直全然分からないんです。特別なことは一切やってないし…僕はただ普通に水あげて育ててるだけ(笑)。逆に皆さんが難しいという理由が全く分からないんです。本当にただ乾かさないように水やりをしているだけ。

 

 

やりはじめた時は会社務めしていたので毎晩バシャバシャに水をあげるという生活をしていました。たったそれだけです。ただもしかしたらその水のやり方が良かったのかもしれないですね。

 

 

今だから分かることもあるんですけど、鉢植えは難しいと思います。

板付にすれば上から水をあげても下に流れ落ちるので一定の水持ちになるのですが、鉢植えになると水を含み過ぎちゃう。

 

 

ポイントは“水持ちを一定にする”ことだと思います。

 

 

あとは肥料は一切あげないです。その代わりに雨水をタンクに貯めて灌水するのでそれがいいのかもしれませんね。そもそも自然界に肥料なんてないですし。

 

 

僕は枯れて腐った貯水葉の栄養を根が吸っていると考えているのでそれもあって肥料はあげません。

 

 

1度固形の肥料をあげてそれが水で溶けて胞子葉についてしまい葉が枯れてしまったこともあります。

 

 

 

dsc01361ロイ・ベールさんの文献。貴重です!!

 

 

 

ー現在に至るまでどのようにマダガスカリエンセのことを学んだ、もしくは研究されたのでしょうか?

 

ロイ・ベール(ROY VAIL)さんというビカクシダの第一人者の方の書籍を持っている人がいてそれを全ページコピーしたものが参考書です。

これを僕に貸してくれた方はしばらくして他界されたので何かを聞くこともできない。

周りに植物をやってる人もいないし誰にも聞けないからこれを参考に勉強しました。

 

 

しかも全部英語!

もちろん僕は英語が読めないので辞書で調べたりして悪戦苦闘しました。

あとは「ここはこうじゃないか?」という妄想の世界ですよね。

自生地は寒暖差がすごくて降雨量が多くて…じゃあこうやって育てたら上手くいくかな?とか。

 

 

でもそれらの積み重ねが今に繋がっていると思います。

とにかく妄想の世界に浸る!それが楽しいし前に進むきっかけになります。

 

 

 

ーその妄想の世界で一般的に知られて無さそうなことはありますか?

 

当然の如く知っている人もいると思いますが趣味家の僕の考えです。

 

 

マダガスカリエンセはマダガスカルの東海岸、標高の高い滝霧の多いところに自生しているらしい。

 

 

他のビカクシダの葉は星状毛に覆われていることが多いですがマダガスカリエンセにはそれがない。ということは日光を遮るものがあるということ、その役割を霧が補っているのではないかと考えています。

 

 

そして霧に包まれているから常に湿っている…

ボコボコとした葉脈には水が貯まり霧で遮光された太陽光をレンズ効果で光合成してるのでは?とか。

 

 

あくまでも妄想です(笑)。

 

 

 

 

dsc01357胞子からも育てています、良い感じに育ってほしいですね!

 

 

 

ーどこで販売されているのですか?

 

子株を取って増やしたものを売っているだけなので思っているほど数を出せないし、今のところはオークションがメインですね。

 

 

あとは育っても満足いく形と状態のものしか出さないのでそうなるとハイペースでは無理なんです。

 

 

そしてなんと言ってもヤフーオークションは楽しいんです!落札された方の喜びの声も聞けたりすると尚更です。

 

 

あと僕はプロじゃない。趣味家なので仕入れなども一切しないですし。

出た子株を育てて温室に入り切らなくなるので出品している。それだけのことなんです。

 

 

なので”WILDWOOD”みたいなイベントに呼ばれてタイミングが合えばそこで販売ってことはありますね。

 

 

 

ーお話しを聞いていると子株をたくさんとってれば誰でも出せそうにも聞こえますね

 

さきほども言いましたが子株って言ってもそれほど沢山でるものじゃないし…

日本全国には表に出ないだけで僕みたいな…僕よりも全然しっかりやってる人も多いはず…それでもそれほど出回らない。

 

 

ヤフーオークションなどで見ていても自分以外は出している人をほとんど見たことがありません。見るとすれば過去自分が売ったマダガスカリエンセから子株が出てそれを出品している人くらいです。

 

 

それであってもそんなに出てるワケじゃないですし…。やっぱり数が知れてる世界なんですよ。

 

 

輸入してまとまった数を流せば成り立つかもしれませんが、自分で育てて販売しようとするとビジネス的には成り立たちません。

 

 

 

 dsc01376温室内には自作の灌水システムが!貯めた雨水がチューブを伝って直接水やりができるようになっています。

 

 

ーマダガスカリエンセは幾つくらい所有されているのですか?

 

自分のコレクション含めると200株くらいです。

細葉と広葉の2つのマダガスカリエンセが増えて今に至ります。

 

 

マダガスカリエンセだけじゃなくて原種は全て揃っていますし、他の植物もありますので。

 

 

 

ー最後にこれからマダガスカリエンセを生育する人へのメッセージなどありますか?

 

 

とにかく乾かさない!!

 

 

とにかく常に湿らせてあげること。苔が芯まで乾いてしまうとすぐに死んでしまいます。

如雨露やドボンと水に漬けるでもなんでも良いので芯までしっかりと湿らせること。

霧吹きなどですと苔の芯まで水分が届かず弱ってしまうので注意が必要です。

 

 

あと板付が多いですが、それよりも本当に良いのはヘゴ板ですね。

僕が育てているものでもヘゴ板で育てるモノがやはりイキイキと育っているように思えます。通気性が良いので呼吸ができるんでしょうね。

 

 

ただ!通気性が良いと乾きが早いので常に湿らせてないとですぐに死んでしまう可能性もあるので、管理は板付の方がオールラウンドかもです。

 

 

他のビカクシダは乾いても耐えれますがマダガスカリエンセだけは別です。

とにかく絶対に乾かしてはだめです。常に濡れていないと。

 

 

そして自生地について自分なりに調べる!

今はネットで色々調べられるのですから、自生地を自分なりに分析して自分の家の環境に合わせてそれを用意してあげる

それをやることで植物に対する愛情もさらにますのではないでしょうか。

 

 

人に聞くのは簡単です。でもそれぞれの環境が違うのだから断片的な情報を得てもしょうがない。

それよりも自生地を調べて再現するにはこうかな?みたいな調査と妄想の世界に浸るのが大事だと思います。

 

 

 

 

雑記

 

もともとロイ・ベールさんの書籍を所有していた方は他界する直前までその本を握りしめていたそうです。その大事な本を娘さんから借りて全ページコピーを取らせてもらったそう。

 

そしてジジイさんは元々図面を描くお仕事をしていたそうで製本もお手のもの。コピーといえど普通の本のように製本されていたクオリティにも驚きました。

 

1番驚いたのはそのDIY精神。温室から灌水システムなど全てが手作り。

 

そして周りに植物を知っている人も皆無、ネットにも無い情報を地道に調べ上げ圧倒的な妄想力で自生地を再現するイマジネーション。

 

今のこのネット社会では適当な情報が適当に転がっていますが、ジジイさんの調べた情報、そして妄想はどこにも落ちていません。

 

私たちももっともっと勉強して調べ上げないとダメだなと痛感しました。

 

dsc01359ROY VAIL著 PLATYCERIUM HOBBYST’S HANDBOOK のコピー

 

 

陶芸家の皆様、TOKYと共に鉢を作りませんか?

2016.10.01

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全国の陶芸家のみなさま、こんにちは。

 

 

TOKYと申します。

TOKYはオンラインによるWebストアと東京の東日本橋に実店舗を構え、植物好きな方が大切にされている特別な植物を植えるための特別な鉢の企画・販売を主業務としています。

 

 

昨今日本は空前の多肉植物ブームです。

その植物たちに合わせるための植木鉢にもこだわる方が多くなり、陶芸家さまの手によるハンドメイドポットの需要がとても増えて来ています。

 

 

日本の家は白い壁が多く黒い鉢が似合うと言われています。

また、太陽光で鉢を温めるためにプラ鉢は黒が良いと言われています。

 

 

現在はそこも踏まえつつも、もっと多様性があってもいいのでは?と考え様々な陶器・磁器のハンドメイドポットの開発・販売に取り組んでいます。

日本において言えばハンドメイドの鉢がこれほど流通し認知されつつあることは初めてなのではないでしょうか。

 

 

まだまだ園芸の世界では陶芸の奥深い技法との融合が果たされておりません。

(一部の盆栽や蘭などの世界は除いて)

もともと陶芸の世界においても植木鉢の立ち位置がとても低かったこともその障壁となっていると思います。

 

 

私たちはそれらの障壁を取り除き、園芸の世界に陶芸の素晴らしい風を吹き込み植木鉢の価値を高めたいと考えています。

 

 

この記事を読んでご興味の湧いた陶芸家さま、得意の技法を用いて私たちとともに次代に続くようなモノヅクリを共にしませんか?

 

ご興味が湧いた方は是非下記メールアドレスまでご連絡下さい!!

よろしくお願いいたします。

 

contact@toky.jp